奇跡のリンゴ

先日、M子が送ってくれた、数々の誕生祝いの品物の中に入っていた1冊の本。「これ、おすすめ」とか「ぜひ読んで」とか、本についてのコメントは何もなく。忘れていたのか、下手なコメントはいらないと思ったのか、M子の真意はわからないけれど。おしつけがましくなかったのが、偏屈な私は気に入って、やるべき用事を後回しにして、ぱらぱらと読書。「奇跡のリンゴ」。無農薬でリンゴを作るという「絶対不可能」を可能にした木村秋則さんの壮絶な記録。表紙の穏やかな笑顔からは想像がつかないほどのどん底生活、試行錯誤の日々が綴られている。いやぁ、こんなに感情移入して没頭して、涙を流しながら、一気に読んだノンフィクション本、これまでにあったかしらね~静かに静かに感銘いたしました。まだ何の苦労もしていないし、何も求め尽くしてもいない私なんかが、「地獄をみた」とか「全く報われない」とかそういう言葉を簡単に使っちゃいけないような気がしました。まだまだあまっちょろいぞ私。マイナス思考の塊。そんなに不安がらなくてもいいのです。気づきの一冊。先を見据えて、今日からまた踏ん張ってまいりましょう。
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